ドラゴンボール改

1989年4月26日から1996年1月31日までフジテレビ系列で6年9ヶ月間放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター再編集版として2009年4月5日から同系列で放送。

原作者の鳥山明自らが監修に携わり、アフレコは新規に行われた。既に故人となっている声優については、別の声優を起用し、それ以外でも敵キャラクターを中心に声優の変更がある。「スピーディーな展開」という観点から、原作に基づいて『ドラゴンボールZ』におけるオリジナル描写等を大幅に省略し[1]、短めに構成されている。また、戦闘シーンなどにおける一部映像が『Z』当時より早送りしている部分もあります(フリーザが身体を切断されるシーンなど)。

2010年5月24日よりアメリカ・アニメ専門チャンネルの『ニックトゥーン』(Nicktoons)でも放送を開始。放送当初から9歳-14歳、12歳-17歳、9歳-14歳(男)、12歳-17歳(男)の4カテゴリで、第1話の視聴率が同局の開局以来の最高視聴率を記録する好調なスタートとなりました。

これまでの『ドラゴンボール』のテレビシリーズとは違い、前回のあらすじはオープニング前に流れています。


幼少の男性器、多量に吐く出血や刺激が強いシーン(ポケモンショック)などの描写は、『Z』放送当時は問題なかった部分でも現在の放送倫理上問題のあるシーンについては、トレースによる描き直しで修正が加えられている。また、現在の放送倫理上過激な台詞の変更や、現在の職務名に合わせた細かい変更(18話、19話における「看護婦」→「看護師」)もあります。

上述のとおり本編の一部シーンは新たにデジタル技術によりトレースで描き直されているが、それ以外のシーンについてはフィルム映像の再利用であるため、一話の中でデジタルとアナログの両方の素材が混在している。デジタル素材の部分は解像度の低い16mmフィルムのアナログ素材との違和感を無くすため、多少のぼかし処理が加えられています。

次回予告については悟空の「オッス、オラ悟空!」という掛け声などは『Z』とほぼ同様だが、いくつか変更が加えられています。