グランプリの鷹の概要

「アローエンブレム グランプリの鷹」のご紹介を致します。

「アローエンブレム グランプリの鷹」はスーパーカーブームが日本中を席巻していた時代に登場したカーレースアニメです。
1977年9月22日~1978年8月31日の毎週木曜日 19時00分~19時30分にフジテレビ系列で放映されていた全44話のアニメです。

「アローエンブレム グランプリの鷹」のストーリーは、
F1レースの参戦を目指して入門者向けレースに参戦した轟神也を主人公として話は進んでいきます。

レースで優勝目前にレース中の事故によりレースの道を諦めかけていた
轟神也を元トップドライバーのニキ・ラウダが彼の実力を確信して名門レースチームである香
取モータースに引き抜いたことにより、轟神也はレースの世界に戻り世界のビッグラリーに挑戦していくという内容です。


特に、現在のF1でも日本の課題である「日本製マシンによるF1レース制覇」を目指して、
様々なアイディアが施されたマシンで世界に挑む姿は、
現在でも観てもとっても共感がもてる作品となっています。
前人未到のF0(エフゼロ)の世界へと羽ばたいてゆく姿に当時の子供達から絶大なる支持を得ていたようです。

このストーリーで世界を目指すために轟神也が運転している「トドロキスペシャル」はいまでも話題に上がっており、
今の常識でみるとタイヤが6輪だの8輪といったトンデモナイマシーンでしたが、
当時のF1界でもこの形のマシーンを検証していたという話もあるそうです。

この「アローエンブレム グランプリの鷹」が放映された当時は、
社会現象ともなった「スーパーカーブーム」を受けて製作された経緯があります。
実は、それまでも様々なスーパーカーアニメが製作はされていましたが打ち切られなどで
ほとんどのアニメは1シーズンだけの放映でしたが、
「アローエンブレム グランプリの鷹」で描かれた重厚かつドラマティックなストーリーや徹底的にリアルさを追求されたストーリーが反響を呼び、
シーズン2までも放映された作品でもあります。